キックオフ ディスカッション
アーティストの感性と各界のオピニオンリーダーが描く未来像を通じて、「豊かさとは何か?人間とは?」という根源的な問いを投げかける。森美術館では「未来と芸術展」が開催されたが、その展覧会と呼応してICFでは未来志向の議論の場として本セッションが設けられました。キックオフでは、南條館長よりその趣旨が説明され、また3つの分科会の各モデレーターより半年間の勉強会の様子が紹介されました。未来を考える上で、建築、ライフスタイル、そして資本主義という多様な切り口の存在を確認しながら、人間の生きる意味、その目標とも言える幸福とは何か、それはかつてと同じ幸福なのか、それとも今の時代には新たな幸福が登場してきているのか、誰の立場での幸福か、といった根本的なを問いについても考える事の重要性を共有する時間となりました。