建築事務所がつくる畳に秘められた、社会的・文化的価値
コンピューテーショナル・デザインとは、人が処理できないほどの膨大なデータも空間と等価な個々の次元として扱い、デザイナーと作品の間に適切なアルゴリズムを組み込むことで、人の創造力を超えたデザインを自動生成する、新時代のデザイン手法です。私たちnoizは、岐阜県にある畳製造会社国枝とともに、このデザイン手法と高度な職人技を融合させ、独自のアルゴリズムに基づいた無数のデザインパターンをもつヴォロノイ模様の畳の制作と販売を続けています。これは、世界的にも稀有なコンピューテーショナル・デザインによる市販プロダクトです。