トーマス・ヘザウィック
ヘザウィックスタジオ創設者、デザインディレクター
20年以上にわたり多彩な作品を手掛けてきた英国人デザイナー、トーマス・ヘザウィックの作品は、その才知、相違と独創性で知られる。
古典的な既存デザインの枠組に反逆したヘザウィックは1994年にヘザウィックスタジオを創設、単独の事務所で設計・建築と都市計画の手法の融合を計っている。
ヘザウィックスタジオが取り組むプロジェクトはすべて、自身がデザインを監修し、170名もの高度な技能を有する建築家、デザイナーおよび制作者からなるチームの共同作業で制作されている。その独自のアプローチは、各プロジェクトのニーズに芸術的な思考を当てはめることで、当代における最も顕著なデザインを複数産み出してきた。ロンドンを拠点とするヘザウィックスタジオは現在、四つの大陸を舞台に、総額20億英国ポンド相当のプロジェクトに携っている。
大英帝国司令官勲章(CBE)叙勲者にしてロイヤル・アカデミー会員でもあるヘザウィックは、2004年には最年少で王室工業デザイナーにも任命されている。
ゲルフリート・ストッカー
アルスエレクトロニカ総合芸術監督
ゲルフリート・ストッカーはメディア・アーティストであり、テレコミュニケーションエンジニアでもある。1991年には学際的プロジェクトを手掛けるチームとして、X-スペースを結成、相互作用・ロボット工学・通信といった分野にまたがる様々なインスタレーションやパフォーマンスを制作している。1995年にはアルスエレクトロニカの芸術監督に就任。1995年から96年にかけて、ストッカーはアーティストと技術者で構成されたチームを率いて、アルスエレクトロニカ・センターの先駆的な新規展示方針を取り纏め、併せてセンター内に独自のR&D機関である、アルスエレクトロニカ・フューチャーラボを設立している。ストッカーはアルスエレクトロニカが2004年以降実施してきた一連の国際展覧会の構想と実現を主導しており、2005年からは、刷新され、規模も拡大したアルスエレクトロニカ・センターの企画立案とテーマの再設定の責任を担う。
ブレイス・アグエラ・ヤルカス
グーグル プリンシプル・サイエンティスト
ブレイスはGoogleでモバイル機器用マシンインテリジェンスの基礎研究と新製品開発の双方を手掛けるチームを率いている。所属するグループは機械知覚、分散学習などの多層構造によるディープニューラルネットワークやエージェントを広く扱う傍ら、外部の学術機関と共同で神経回路地図(コネクトーム - Connectome)の研究(コネクトノミクス - Connectonomics)も行なっている。2014年までは Microsoft社のトップエンジニア(Distinguished Engineer)として、製品構想から企業戦略まで様々な領域に跨がり、インタラクション・デザイン、製品試作、コンピュータおよび機械視覚、拡張現実(AR)、ウェアラブル・コンピューティングおよびグラフィックスなどの分野を得意とする複数のチームで責任者を務めてきた。ブレイスはSeadragonとPhotosynth技術(2007年・2012年)について、また、Bing Maps(2010年)についてTEDで講演を行なっている。2008年にはマサチューセッツ工科大学(MIT)の名誉あるTR35(「35歳未満の若いイノベーター35人(35 under 35”).」)に認定された。
北野宏明
ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長
ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長。特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構 会長。沖縄科学技術大学院大学 教授。
理化学研究所 統合生命医科学研究センター 疾患システムモデリング研究グループ グループディレクター。ソニー株式会社 執行役員コーポレートエグゼクティブ。
ネリ・オックスマン
MITメディアラボ メディアアート・サイエンス学部准教授
建築家でありデザイナーでもあるネリ・オックスマンは、MITメディアラボにてメディエーテッド・マター・デザインリサーチグループを創設。その研究は、自然界に着想を得たり、自然が産み出したデザイン原理を応用し、構築環境と自然環境の関係性を強化した革新的なデジタルデザイン技術の創出を目指している。
オックスマンの作品はニューヨーク近代美術館(ニューヨーク)、スミソニアン国立自然史博物館(ワシントンDC)、ミュージアム・オブ・サイエンス(ボストン)、FRACコレクション(フランス・オルレアン)および2010年の北京ビエンナーレで展示されたほか、ニューヨーク近代美術館とジョルジュ・ポンピドゥー美術センター(フランス・パリ)で常設展示に加えられている。ネリ・オックスマン は2014年にヴィルチェック賞(Vilcek Prize)デザイン部門とボストン建築家協会女流デザイナー賞(Boston Society of Architects Women in Design Award)に耀いている。
曽野正之
Clouds Architecture Office 共同設立パートナー
2015年、Clouds Architecture Office (Clouds AO) とSpace Exploration Architecture (SEArch) は宇宙科学のコンサルタントと火星探査へ向けた先駆的な建築プロポーザルを設計し、この「Mars Ice House」はNASAが主催する3Dプリントによる火星住居設計コンペティションで優勝。その設計チーム(クリスティーナ・チアルデューロ、ケルシー・レンツ、ジェフリー・モンテス、マイケル・モリス、オスタップ・ルダケビッチ、曽野正之、曽野祐子、メロディ・ヤーシャー)は現在、NASAラングレー研究所と共同で氷による火星住居の設計開発に携わっている。
曽野正之はニューヨークを拠点とするClouds Architecture Office設立パートナー(オスタップ・ルダケビッチと共同)。神戸大学及びワシントン大学にて建築修士号取得。都市スケールの文化複合施設からパブリック・アートのデザインに及ぶ多様なプロジェクトに携わる。ニューヨーク・スタテンアイランド9.11メモリアル国際コンペ優勝作品によりアメリカ建築家協会公共建築賞受賞。プラット・インスティテュート(客員教授)、デンマーク王立芸術アカデミー、東京大学などにてレクチャー。Clouds AOは環境の知覚体験を根幹においた設計手法と建築概念の大気・宇宙領域への拡張をテーマとした研究と実践を行っている。
メロディ・ヤーシャー
スペース・エクスプロレーション・アーキテクチャー建築家/プラット・インスティテュート助教
2015年、Clouds Architecture Office (Clouds AO) とSpace Exploration Architecture (SEArch) は宇宙科学のコンサルタントと火星探査へ向けた先駆的な建築プロポーザルを設計し、この「Mars Ice House」はNASAが主催する3Dプリントによる火星住居設計コンペティションで優勝。その設計チーム(クリスティーナ・チアルデューロ、ケルシー・レンツ、ジェフリー・モンテス、マイケル・モリス、オスタップ・ルダケビッチ、曽野正之、曽野祐子、メロディ・ヤーシャー)は現在、NASAラングレー研究所と共同で氷による火星住居の設計開発に携わっている。
ニューヨークに拠点を置く建築デザイナーであるメロディ・ヤーシャーは、同時に、これまで10年にも及ぶ学術的な宇宙研究を基に、宇宙探査で人間の手助けとなるコンセプトを考案し続けてきたデザイン集団、スペース・エクスプロレーション・アーキテクチャー(Space Exploration Architecture:SEArch)の一員でもある。工業デザインを出自とするヤーシャーは、火星移住モジュールの開発を行なうNASA主催の共同プロジェクトである人間主体デザインのためのNASA X-Hab(宇宙探査ハビタット:eXploration Habitat)イノベーション・チャレンジ(2016年)の一環として、プラット・インスティテュートにおいて工業デザインと建築のための合同スタジオの講師陣に加わっている。その傍ら、ヤーシャーは音響と変遷するイメージ体験を通じて芸術の普及を目指し、オーディオビジュアル芸術と建造環境の接点で活躍する実験的メディア集団、Sonic Platformsの共同設立者でもある。
トム・サックス
アーティスト
ブリコラージュ -手に入りやすい、安価な素材を駆使した芸術 - をメディアとする彫刻家、トム・サックスは、文化的象徴物を変換させた改作で知られている。サックスとそのスタジオは、シャネルのギロチンやIKEAのパーティクルボードとカーボンファイバーで制作されたドナルド・ジャッド風チェアを始め、日本の茶道を愛をこめつつ徹底的かつ容赦なく焼き直したアメリカンなティー・セレモニー、ル・コルビュジエとマクドナルドが互いを補い、調和した全体主義的ユートピアを織りなす25分の1縮尺のVille Radieuse(ル・コルビュジエが1930年代に構想した理想都市計画)、そしてNASAの活動に歩調を合わせたサックス版宇宙計画まで、ありとあらゆるものを作り出してきた。しかしサックスの真のテーマは、作品に通底する人間性、つまり熟練した手仕事とモノ造りにおけるサブカルチャー、とりわけ(繊細に仕上げられた木工やヒップホップな作曲などに見る)高水準の精密性と創意がヒトの個性(個人のアイデンティティ)と集団的なアイデンティティ形成の間に作り出す断絶を露呈させる、その方法である。サックスが制作した一連の産業啓蒙的映像(Ten Bullets、COLOR、A Love Letter to Plywood、How to Sweepおよび長編のA Space Program)、百科全書的刊行物、作品制作システム、そして彼にとって強迫観念となっている寛容かつ協調的なトム・サックス・スタジオの運営は、サックスの活動を社会科学、もしくはある種の倫理の領域にまで高めるものと見なされている。
ザック・デンフェルド
アーティスト/ ゲノム料理センター共同創設者 / ダブリンサイエンスギャラリーリサーチャー
アメリカ人アーティストのザック・デンフェルドは、スペースシップアース(宇宙船地球号)の船内生活の生態学的・文化的・社会的な側面を中心として、芸術と科学の交わるところを活躍の場としている。2010年にはキャサリン・クレーマー(Cathrine Kramer)とともに、ヒトの食文化が生命・環境に及ぼしてきた影響を探求する、アーティスト主導型のシンクタンクであるゲノム料理センター (Center for Genomic Gastronomy)を創設した。以来、同センターは科学者やシェフ、ハッカー、アジア、欧州および北米地域の農民と協力関係を続けてきており、その成果はWIRED、サイエンス、ネイチャーあるいはガストロノミカ(Gastronomica)各誌に掲載され、世界保健機関(WHO)、キュー王立植物園、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館などでも展示されてきた。デンフェルドはシラキュース大学とミシガン州立大学の学士号を持ち、目下、ノルウェー、ベルゲン芸術・デザイン大学(KHiB:Bergen Academy of Art & Design)の対話的デザイン講師と英ダブリン、トリニティ・カレッジのサイエンス・ギャラリー所属の研究職を兼任している。
アン・ミン・チー
ジョージタウン世界遺産公社ゼネラル・マネージャー
アン・ミン・チーは2016年1月よりジョージタウン世界遺産公社のゼネラル・マネージャー職にある。マレーシア、シンガポール、タイ、台湾およびスウェーデンで14年間にわたり国際的な業務を経験したのち、公共政策分析と研究の専門家としてマレーシアのペナン州に復帰し、ペナン・インスティテュート(Penang Institute)がまとめたペナン・パラダイム(Penang Paradigm)プロジェクト(2013年)において、「文化・芸術および遺産」に関する項の草案を取り纏めている。プロジェクト立案とチーム運営で優れたリーダーシップを発揮し、コンフリクト管理と能力形成分野のトレーナーとしても広範な経験を有している。スウェーデンのウプサラ大学平和・紛争研究学部で国際研究の修士号を取得(2002年)、シンガポール国立大学では政治学の博士号を得ている(2011年)。タイ語を流暢に話し、スウェーデン語はジョークを言えるほどに使いこなす。シンガポールのYusof Ishak Institute東南アジア研究所から刊行された研究論文「制度と社会動員:マレーシアにおける中国語教育運動史1951-2011年(Institutions and Social Mobilization: The Chinese Education Movement in Malaysia 1951-2011 )」(2014年)をはじめ、著作は20冊以上を数える。その他の刊行物としては、パシフィック・アフェアーズ誌掲載の雑誌論文(2012年)、校訂本6冊、校訂本内の6章の執筆、研究論文22部、ペナン・マンスリー誌(Penang Monthly)に寄稿した巻頭特集記事、「ジョージタウン世界遺産の探求 - 現状と今後の課題(Deepening George Town’s Heritage: The Follow-Up and Challenges Ahead)」(2012年)などがある。
ヴォ・チョン・ギア
建築家 / ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツ代表
ヴォ・チョン・ギアは1976年、ベトナムに生まれた。1996年、日本政府奨学金を得て来日し、建築を学び始める。2002年に名古屋工業大学を卒業した後、東京大学大学院工学系研究科の社会基盤学専攻に属する景観研究室へすすみ、2004年に修了した。
2006年、ホーチミン市に自身の建築設計事務所ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツを設立。年々、緑地を失っているベトナムの都市の回復をはかり、人々と自然を再び繋げ直すことを主題に活動している。緑化建物と竹構造へ一連の取り組みは、ベトナム国内外においても評価され、さまざまな賞を受賞している。
ギアは、AR HOUSE、ARCASIAのビルディング・オブ・ザ・イヤーおよびゴールドメダル、FuturArc Green Leadership Award等を受賞している。また、2014年には世界経済フォーラムの選ぶヤング・グローバル・リーダーの一人に選出された。
柳幸典
アーティスト
1959年生まれ、イエール大学大学院修了。1993年の第45回ベニスビエンナーレ•アペルト部門にて受賞。2001年までニューヨークとサンフランシスコにスタジオを構えて活動。リヨン・ビエンナーレやホイットニー・バイアニュアルなど海外の国際展に多数招待される。離島の近代化産業遺産をアートとして再生するプロジェクトを1995年に構想し、2008年「犬島精錬所美術館」の完成に至る。帰国後の現在は、尾道市百島の廃校を活用した「ART BASE 百島」をディレクションし、瀬戸内海の離島をフィールドに新たな表現の地平を探求する。今年は釜山ビエンナーレへの招待を始め、これまでの作家活動の集大成的個展を横浜BankART Studio NYK を全館使って開催中。
足立直樹
サステナブルビジネス・プロデューサー / 株式会社レスポンスアビリティ 代表取締役
東京大学・同大学院で生態学を専攻、博士(理学)。国立環境研究所とマレーシア森林研究所(FRIM)で熱帯林の研究に従事した後、独立。2006年に株式会社レスポンスアビリティを設立し現在に至る。2008年からは企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)事務局長も兼務。多くの先進企業に対して、持続可能な事業を指導してきた。環境経営学会 顧問、環境省、農林水産省等の関連委員も多く務める。
片山浩晶
株式会社ストラタシス・ジャパン 代表取締役社長
早稲田大学人間科学部卒。2014年1月付けで株式会社ストラタシス・ジャパンの代表取締役社長に就任。3Dプリンタを含む産業機械の輸入業経営および中国市場における製造業経営に関する豊富な経験を持ち、自動車、教育、家電製品、コンシューマーグッズ、医療機器、産業機器などの主要な業界に注力しているストラタシス・ジャパンを率いる。
ストラタシス・ジャパンに入社する以前、アルテック株式会社(以下、アルテック)、その子会社および関連会社で様々な重役を担う。平成5年にアルテックに入社してから、産業機械事業本部オブジェット事業部長、産業機械本部デジタルプリンタ事業部長などを歴任し、平成23年以降は、中国統括、愛而泰可新材料(蘇州)有限公司董事長、愛而泰可貿易(上海)有限公司董事を兼任。平成25年10月以降は、取締役執行役員、産業機械本部副本部長 兼 デジタルプリンタ事業部長を務めた。
市原敬介
楽天株式会社 執行役員
1968年大阪市生まれ。京都大学法学部卒。大学卒業後、大手都市銀行やIT関連企業などを経て、2007年楽天株式会社入社。2015年執行役員(現職)。直近では、政府による「第四次産業革命」の推進に関連する業務に従事。
丸幸弘
株式会社リバネス 代表取締役CEO
東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻博士課程修了 博士(農学)
大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。大学・地域に眠る経営資源や技術を組み合せて新事業のタネを生み出す「知識製造業」を営み、世界の知を集めるインフラ「知識プラットフォーム」を通じて、200以上のプロジェクトを進行させる。ユーグレナ技術顧問など、多数のベンチャー企業の立ち上げにも携わるイノベーター。
大越いづみ
ビジネス・クリエーション・センター Executive Business Creation Director(EBD)/ 電通総研所長 / レガシープロジェクトデザイン室長、2020プロジェクトプロデュース局
民間シンクタンク研究員、外資系メーカー・ブランドマネジャーを経て、1998年電通入社。マーケティング局、コミュニケーション・デザイン・センター、ビジネス・デザイン・ラボ等を経て、2014年より現職。
2020&beyondを契機とするイノベーションの加速を目指し、クライアント企業の国内外の事業戦略、ブランド・コミュニケーション戦略に関わるとともに、産官学/異業種連携による持続的成長のための共創型ビジネスデザインを推進する。
2016年 株式会社日経BP マーケティング・アワード審査員
一般社団法人 全日本シーエム放送連盟(ACC) Marketing Effective部門審査員 他
吉田浩一郎
株式会社クラウドワークス 代表取締役社長 兼 CEO
1974年兵庫県神戸市生まれ。パイオニアなどを経て、ドリコム執行役員としてマザーズ上場を経験。2011年11月に株式会社クラウドワークスを創業し、日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」を展開。創業3年でマザーズ上場、2016年8月現在、会員数は100万人を突破、利用企業14万社にのぼる。2015年に経済産業省 第1回日本ベンチャー大賞 受賞、グッドデザイン賞受賞。
ブログ http://crowdworks.jp/ceo-blog/
Twitter @yoshidaCW
南章行
株式会社ココナラ 代表取締役社長
1975年生まれ。名古屋市出身。慶応義塾大学経済学部卒、オックスフォード大学MBA修了。住友銀行の企業調査部、企業買収ファンドのパイオニアであるアドバンテッジパートナーズにて投資や経営支援活動に従事した後、2012年1月に株式会社ウェルセルフ(現株式会社ココナラ)を設立。C2C型のサービスECプラットフォーム「ココナラ」を開発・運営。
小泉耕二
株式会社アールジーン 代表取締役 / IoT News代表
1973年生まれ。IoTNEWS代表。 IoTコンサルタント。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)、Cap Gemini Ernst & Young、テックファーム株式会社より現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」がある。
野辺継雄
インテル 事業開発・政策推進ダイレクター、チーフ・アドバンストサービス・アーキテクト / 名古屋大学 客員准教授
1983年NEC入社。米欧でIBM互換PC事業を立ち上げ。1995以降、国内でもIBM互換機を導入。2001年ブロードバンド・インターネット時代の到来と伴に国内最大級のオンライン・ゲーム会社を設立CEO。2004年から2012年まで日産でVehicle IoTの技術及び事業開発を統括。2012年インテルにてコネクテッド・カー及び自動運転の研究開発・事業・政策推進に従事。2014年から名古屋大学客員准教授を兼務。
金谷元気
akippa 株式会社 代表取締役社⻑
⼤阪⼤学 経済学研究科 ⾮常勤講師。
⾼校卒業後より 4 年間、サッカー地域リーグや J リーグの練習生としてプレー。引退後に 2 年間上場企業にて営業を経験し、2009 年 2 ⽉に 24 歳で会社設⽴。
2014 年より空いている⽉極駐⾞場や個⼈宅の駐⾞場を、15 分単位で貸借りできるシェアサービス「akippa」を運営。
DeNA、グロービス、トリドール、朝⽇放送、三菱 UFJ キャピタルなどから総額 12 億の資⾦調達を実施している。2014 年 12 ⽉には⽇本最⾼峰のベンチャープレゼンイベントである IVS 2014 Fall Launch Pad で優勝。
谷口恒
株式会社ZMP 代表取締役社長
自動車部品メーカーでアンチロックブレーキシステム開発に携わる。商社の技術営業や起業を経て、01年にZMPを創業。家庭向け二足歩行ロボットや音楽ロボット開発・販売を手掛け、08年から自動車分野へ進出。メーカーや研究機関向けに自律走行車両を提供。現在、ロボットタクシー、キャリロ、ドローンなど、様々な分野へのロボット技術の展開”Robot of Everything”戦略を推進。16年より東京藝術大学博士課程に在籍。
根来龍之
早稲田大学ビジネススクール教授 / 早稲田大学IT戦略研究所所長
早稲田大学ビジネススクール教授。早稲田大学IT戦略研究所所長。京都大学卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)修了。鉄鋼メーカー、英ハル大学客員研究員、文教大学などを経て現職。経営情報学会会長、国際CIO学会副会長、CRM協議会顧問などを歴任。主な著書に『IoT時代の競争分析フレームワーク』(中央経済社,編著)、『ビジネス思考実験』(日経BP社)、『事業創造のロジック』(日経BP社)、『代替品の戦略』(東洋経済新報社)、などがある。
廣瀬通孝
東京大学大学院情報理工学系研究科 教授
東京大学大学院情報理工学系研究科 教授
1954年5月7日生まれ 神奈川県出身
1979年東京大学大学院修士課程修了、1982年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士。同年東京大学工学部講師、1983年助教授、1999年先端科学技術研究センター教授を経て、2006年東京大学大学院情報理工学系研究科教授。専門はシステム工学、ヒューマン・インタフェース、バーチャル・リアリティ。主な著書に「バーチャル・リアリティ」(産業図書)など。
佐々木龍郎
株式会社佐々木設計事務所 代表取締役
1964年10月9日東京都出身
1992年東京都立大学(現 首都大学東京)大学院博士過程単位取得退学、デザインスタジオ建築設計室を経て1994年より現職。建築設計を軸に、地域再生、調査研究、教育の現場に携わっている。現在(一般社団法人)東京建築士会理事、(一般社団法人)横濱まちづくり倶楽部副理事長、千代田区景観アドバイザー、神奈川大学非常勤講師、他。
葛西秀樹
株式会社 大林組 テクノ事業創成本部PPP事業部 担当部長
1989年 大林組入社。再開発複合施設、オフィスビル、商業施設、映画撮影所、都市公園等の設計を担当する。古代アレクサンドリア図書館の想定復元、「FUWATTT2050」建設構想、「スマート・ウォーターシティ・東京」建設構想を手掛ける。
主な受賞歴
・環境芸術大賞
・名古屋市景観賞
・愛知まちなみ建築賞
・北米照明学会デザイン賞
・グッドデザイン賞
ケヴィン・スラヴィン
MITメディアラボ、メディアアート&サイエンス助教
ケヴィン・スラヴィンは企業家として複数の企業に関わるとともに、米ケンブリッジのMITメディアラボにおいて助教としてPlayful Systems グループの設立に当たった。複雑系の体験がいかにして情報の範疇を超えて楽しみの領域に到達するかを研究する同グループは、ラスベガスでのチェス・トーナメントから東京での都市メタゲノミクスまで様々なプロジェクトに関わっている。
MIT以前、スラヴィンは(GPSや光学検出、遺伝学的データなどの)新テクノロジーあるいはプラットホームのゲーム開発への応用を先導したArea/Codeをはじめ、数社の企業を設立し、ゲームと都市の関係に革新的な相互作用をもたらした。Area/Codeは2011年にZyngaに買収されるまでにナイキからディズニー、エレクトロニックアーツなど様々な企業と関わり、その仕事はウォールストリートジャーナルやニューサイエンティスト、各種放送メディアで幾度となく取り上げられている。
スラヴィンの制作物はMoMA、ロンドンのデザイン・ミュージアム、フランクフルト・モダンアート美術館などの国際的な施設に収蔵されている。本人のプロフィールは、『WIRED』日本版でも記事になっており、現在、森ビルとの共同制作がヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で展示されている。
TEDでの講演、「How Algorithms Shape Our World(アルゴリズムが形作る世界)」は評判を呼び、400万回近い再生回数を誇る。その内容は脚本付きのTV番組のインスピレーションとなり、60 Minutesで取り上げられ、Apple社のTVCMに使用されるに至った。
石川雅之
漫画家
大阪府出身。1997年に『日本政府直轄機動戦隊コームインV』でデビュー、初連載。1999年、『神の棲む山』(『人斬り龍馬』所収)でちばてつや賞準入選受賞。「モーニング」連載の『週刊石川雅之』などを経て、2004年『もやしもん』を連載開始(2014年完結)。同作で第12回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第32回講談社漫画賞受賞。2009年より『純潔のマリア』を連載開始(2015年完結)。2015年5月に『惑わない星』連載開始。
ラリー・ワイス
AOBiome チーフメディカルオフィサー
医学博士ラリー・ワイスはバイオテクノロジー・スタートアップであるAOBiome社のチーフ・メディカル・オフィサーとして天然物化学、微生物学、臨床医学に加え、製剤開発と医薬品製品化など広範な分野の知見を有している。彼はは麻酔学分野の認定専門医としてスタンフォード大学医学部で博士号を取得、コーネル大学からは生化学の修士号を得ている。複数の特許を有し、化学、電気生理学、薬理学、微生物学の各分野で研究成果を発表している。更に、CleanWell社の創立者としても知られている。
竹中平蔵
東洋大学教授 / 慶應義塾大学名誉教授 / 森記念財団都市戦略研究所所長 / アカデミーヒルズ理事長
ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを経て、2001年小泉内閣で経済財政政策担当大臣を皮切りに、金融担当大臣、郵政民営化担当大臣兼務、総務大臣を歴任。博士(経済学)。
著書は、『経済古典は役に立つ』(光文社)、『竹中式マトリクス勉強法』(幻冬舎)、『構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌』(日本経済新聞社)、『研究開発と設備投資の経済学』(サントリー学芸賞受賞、東洋経済新報社)など多数。
伊藤穰一
MITメディアラボ所長
伊藤穰一は、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボ所長。MIT Media Arts and Science 実務教授。株式会社デジタルガレージ共同創業者で取締役。ソニー株式会社社外取締役。PureTech Health取締役会議長。The New York Times、Knight財団、MacArthur財団、FireFox 開発の Mozilla Foundationのボードメンバー。 金融庁参与。金融庁「フィンテック・ベンチャーに関する有識者会議」委員。文部科学省「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」ガバニング委員会委員。慶応義塾大学SFC研究所主席所員。PSINet Japan、デジタルガレージ、Infoseek Japanなど多数のインターネット企業の創業に携わる他、エンジェル投資家としてもこれまでに、 Twitter, Wikia, Flickr, Kickstarter, Path, littleBits, Formlabs 等を初めとする有望ネットベンチャー企業を支援している。2008年米国Business Week誌にて「ネット上で最も影響力のある世界の25人」、2011年米国Foreign Policy誌にて「世界の思想家100人」、2011年、2012年共に日経ビジネス誌にて「次代を創る100人」に選出。2011年英オクスフォード 大学インターネット研究所より特別功労賞受賞。2013年米大学機構The New Schoolより名誉博士号(文学博士)を受位。2014年SXSW(サウスバイサウスウェスト)インタラクティブフェスティバル殿堂入り。2014年米 Academy of AchievementよりGolden Plate Award受賞。2015年米タフツ大学より名誉博士号(文学博士)を受位。
市川宏雄
明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科長・教授 / 森記念財団理事
市川宏雄は、明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科長・教授で、森記念財団理事、明治大学危機管理研究センター所長も務める。都市政策、都市・地域計画、危機管理を専門とし、東京や大都市圏に関してさまざまな著作を発表してきた。著書に『東京一極集中が日本を救う』(単著、ディスカヴァー携書、2015年)、『東京2025 ポスト五輪の都市戦略』(共著、東洋経済新報社、2015年)、『東京の未来戦略』(共著、東洋経済新報社、2012年)、『山手線に新駅ができる本当の理由』(単著、都市出版、2012年)、『日本大災害の教訓』(共著、東洋経済、2011年)、『日本の未来をつくる』(共著、文藝春秋、2009年)などがある。これまで政府や東京都の委員、日本テレワーク学会や日本危機管理士機構などの責任者を歴任し、数多くの公的機関・民間団体の活動に携わってきた。早稲田大学理工学部建築学科、同大学院博士課程を経て、ウォータールー大学大学院博士課程修了(都市地域計画、Ph.D.)。1947年、東京生まれ。一級建築士。
南條史生
森美術館館長
慶應義塾大学経済学部、文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金(1978-1986)等を経て2002年より森美術館副館長、2006年11月より現職。過去にヴェニス・ビエンナーレ日本館(1997)及び台北ビエンナーレ(1998)コミッショナー、ターナープライズ審査委員(ロンドン・1998)、横浜トリエンナーレ(2001)、シンガポール・ビエンナーレ(2006、2008)アーティスティックディレクター等を歴任。近著に「疾走するアジア~現代美術の今を見る~」 (美術年鑑社、2010)、「アートを生きる」(角川書店、2012)がある。
Program
基調講演1
基調講演2 - 「Post City、その次に来るもの」
基調講演3 - 「マシン・インテリジェンス、その可能性と未来」
Session2 - 「ニューメタボリズム 創造性のクレブス回路」
Session2 - ~国際交流基金アジアセンターセッション~
「未来のアジアのライフスタイル~歴史、文化、環境からの発想~」
10:00 - 12:00
キーノートセッション
シティブレインストーミング
Keynote Speaker
竹中平蔵
Profile
東洋大学教授 / 慶應義塾大学名誉教授 / 森記念財団都市戦略研究所所長 / アカデミーヒルズ理事長
基調講演1
Keynote Speaker
トーマス・ヘザウィック
Profile
ヘザウィックスタジオ創設者、デザインディレクター
基調講演2 - 「Post City、その次に来るもの」
Keynote Speaker
ゲルフリート・ストッカー
Profile
アルスエレクトロニカ総合芸術監督
基調講演3 - 「マシン・インテリジェンス、その可能性と未来」
Keynote Speaker
ブレイス・アグエラ・ヤルカス
Profile
グーグル プリンシプル・サイエンティスト
先端技術セッション 1
Session1 - 「人工知能との共生」
Moderator
伊藤穰一
Profile
MITメディアラボ所長
Theme
人工知能の発展は私達の生活をどのように変化させるのでしょうか? 仕事はなくなるのか?ベーシックインカムは?増加する自由な時間の過ごし方は?人工知能の倫理の問題は?国内外で様々な議論が展開されています。具体性が増してきた人工知能と共生する都市生活を描きます。
Speaker
北野宏明
Profile
ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長
Speaker
ブレイス・アグエラ・ヤルカス
Profile
グーグル プリンシプル・サイエンティスト
先端技術セッション 2
Session2 - 「ニューメタボリズム 創造性のクレブス回路」
Moderator
伊藤穰一
Profile
MITメディアラボ所長
Theme
1959年に日本の若手建築家・都市計画家グループが開始した建築運動であるメタボリズム。50年の時を経て、サイエンスやテクノロジーの進展、そしてコンピューテーショナルデザインなどデザイン分野の革新は、新たなメタボリズムを生み出そうとしています。都市・建築・デザイン、そして科学が生み出す未来とは何か?20年後の東京を舞台にヴィジョンを語ります。
Speaker
ネリ・オックスマン
Profile
MITメディアラボ メディアアート・サイエンス学部准教授
アート&クリエイティブセッション 1
Session1 - 「宇宙、その極限環境に生きる」
Moderator
南條史生
Profile
森美術館館長
Theme
宇宙は徐々に手の届く世界になりつつあります。宇宙に象徴される極限環境で、人がいかに生きるかという命題は、我々の未来のライフスタイルがどうなっていくかという問いに対する根源的な示唆を与えてくれます。この過酷な環境に応じて提案された食、建築、都市、またそこに生じる新たな文化のイメージは、20年後の都市の未来と、我々のライフスタイルを考える上で、次元を超えたインスピレーションを与えてくれるでしょう。
Speaker
曽野正之
Profile
Clouds Architecture Office 共同設立パートナー
Speaker
メロディ・ヤーシャー
Profile
スペース・エクスプロレーション・アーキテクチャー建築家/プラット・インスティテュート助教
Speaker
トム・サックス
Profile
アーティスト
Speaker
ザック・デンフェルド
Profile
アーティスト/ ゲノム料理センター共同創設者 / ダブリンサイエンスギャラリーリサーチャー
アート&クリエイティブセッション 2
Session2 - ~国際交流基金アジアセンターセッション~
「未来のアジアのライフスタイル~歴史、文化、環境からの発想~」
Moderator
南條史生
Profile
森美術館館長
Theme
アジアには、それぞれの地域に長い歴史、近代化の過程から生じてきた多様な様式、技術、美学などが蓄積されています。それは、各地の異なったライフスタイルとも繋がっていることでしょう。歴史的な街並みを保存すること、伝統的な素材や技術を活用して、その価値や可能性を将来に残していくこと、あるいは、その地域の風土、文化、環境にあわせて都市を再設計することがますます重要視されており、アジア各地で実践されています。今、アジアで独自のアプローチをしている専門家、建築家、アーティストの方々から多様な事例を紹介いただき、未来のアジアのライフスタイルを探ります。
Speaker
アン・ミン・チー
Profile
ジョージタウン世界遺産公社ゼネラル・マネージャー
Speaker
ヴォ・チョン・ギア
Profile
建築家 / ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツ代表
Speaker
柳幸典
Profile
アーティスト
9:15 - 13:00
未来東京セッション
TOKYO2035
Moderator
竹中平蔵
Profile
東洋大学教授 / 慶應義塾大学名誉教授 / 森記念財団都市戦略研究所所長 / アカデミーヒルズ理事長
Theme
科学技術の進展や価値観の変化を積極的に取り込みながら、世界的な課題や、東京独自の課題を克服した後の、未来の東京のライフスタイルはどのようになっているのでしょうか。当セッションでは、Future Living、Future Work、Future Mobility、Future Entertainmentの4つのテーマに分かれて、リソースパーソンの議論に参加者も加わりながら、20年後(2035年)の東京に住む人々のライフスタイルについて議論します。ラップアップの後、ICF2016クロージング・セッションも続けて行います。
4つの分科会テーマ
Future Living
「人は誰と、どこで、どのように暮らすのか?」
Future Work
「人はなぜ、どこで、どのように働くのか?」
Future Mobility
「人はなぜ、どのように移動するのか?」
Future Entertainment
「人はなぜ、どこで、どのように遊ぶのか?」
市川宏雄
Profile
明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科長・教授 / 森記念財団理事
南條史生
Profile
森美術館館長
伊藤穰一
Profile
MITメディアラボ所長
Future Living
「人は誰と、どこで、どのように暮らすのか?」
~価値観の多様化と、テクノロジーが浸透した居住像をデザインする~
20年後に東京で暮らす人たちの衣食住はどのように変化しているのだろうか? IoTやロボティクスによって人はどの程度家事から解放されるのだろうか?また、医療技術の進展によって健康寿命が伸びた場合、人は何をしているのだろうか?さらには、ロボットはファミリーユニットの中にどの程度入り込んでいるのだろうか? 今後のテクノロジーの進展を想定した際、人は家の中やその周辺に何を求めるのだろうか? 参加者の皆さんとの対話を通じて、東京における理想の居住のスタイルを想像します。
Facilitator
足立直樹
Profile
株式会社レスポンスアビリティ 代表取締役
Resource Person
片山浩晶
Profile
株式会社ストラタシス・ジャパン 代表取締役社長
Resource Person
市原敬介
Profile
楽天株式会社 執行役員
Resource Person
丸幸弘
Profile
株式会社リバネス 代表取締役CEO
Future Work
「人はなぜ、どこで、どのように働くのか?」
~テクノロジーと共生する働き方をデザインする~
10~20年後には国内労働人口の約5割にあたる職業が人工知能やロボットによって代替される可能性があると予測されている中、20年後の東京において今のあなたの仕事は残っているのだろうか、それとも人工知能に奪われているのだろうか? また、20年後もオフィスに出勤してメンバーと顔を合わせながら仕事をしているのだろうか、それとも特定の勤務場所のないリモートワークをしているのだろうか? 参加者の皆さんとの対話を通じて、今とは違う働き方をしていると想定した場合に、皆さんがどのような働き方を望んでいるかを明らかにします。
Facilitator
大越いづみ
Profile
電通総研所長
Resource Person
吉田浩一郎
Profile
株式会社クラウドワークス 代表取締役社長 兼 CEO
Resource Person
南章行
Profile
株式会社ココナラ 代表取締役社長
Resource Person
根来龍之
Profile
早稲田大学ビジネススクール教授 / 早稲田大学IT戦略研究所所長
Future Mobility
「人はなぜ、どのように移動するのか?」
~テクノロジーが変革する移動の意味をデザインする~
自動運転車の登場とシェアリング・エコノミーの進展は、都心に住み働く人たちのライフスタイルを変えるのだろうか? 自動運転によって、満員電車に揺られながら通勤するというスタイルから人は解放されるのだろうか?パーソナル・モビリティが都市空間に大きな変化を及ぼすとしたらどのような空間に変わっていくことが望まれるのだろうか? 人はどのような目的のために、どのような手段で移動するのだろうか? 参加者の皆さんとの対話を通じて、未来の移動の形とそれが都市にもたらす変化について考えます。
Facilitator
小泉耕二
Profile
株式会社アールジーン 代表取締役 / IoT News代表
Resource Person
野辺継雄
Profile
インテル 事業開発・政策推進ダイレクター、チーフ・アドバンストサービス・アーキテクト 兼 名古屋大学 客員准教授
Resource Person
金谷元気
Profile
akippa 株式会社 代表取締役社⻑
Resource Person
谷口恒
Profile
株式会社ZMP 代表取締役社長
Future Entertainment
「人はなぜ、どこで、どのように遊ぶのか?」
~バイオダイバーシティとテクノロジーが変革する屋外空間をデザインする~
デジタル化が進み、家の中で全ての事を済ますことができる時代になっても、積極的に外に出て、都市を楽しんでもらうためにはどのような空間を創り出せばよいのだろうか? かつては仕事として行ってきたようなことが、新しいエンターテイメントとなるようなパラダイムシフトが起こる可能性はないのだろうか?東京の日常や非日常を楽しんでもらうために、テクノロジーの活用や都市空間の改造によってできることは何かあるのだろうか? 参加者の皆さんとの対話を通じて、外部空間に人を誘引するような東京ならではのエンターテイメント空間のあり方について考えます。
Facilitator
市川宏雄
Profile
明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科長・教授 / 森記念財団理事
Resource Person
北野宏明
Profile
ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長
Resource Person
廣瀬通孝
Profile
東京大学大学院情報理工学系研究科 教授
Resource Person
佐々木龍郎
Profile
株式会社佐々木設計事務所 代表取締役
Resource Person
葛西秀樹
Profile
株式会社 大林組 テクノ事業創成本部PPP事業部 担当部長
スペシャルセッション
「スマートシティを司る”2番目の脳”都市のホロバイオント」
Theme
ICF2015で、都市における微生物と人の関係を披露したケヴィン。「宿主と多数の微生物が共生する生物単位“ホロバイオント”が、生物の個体である」という概念を、建築や都市にまで拡大した最新研究を紹介します。また、ケヴィンが研究のインスピレーションを受けたまんが「もやしもん」の作家 石川雅之氏を交え、微生物と人と都市の関係を紐解きます。
Speaker
ケヴィン・スラヴィン
Profile
MITメディアラボ、メディアアート&サイエンス助教
Speaker
石川雅之
Profile
漫画家
Speaker
ラリー・ワイス
Profile
AOBiome チーフメディカルオフィサー