INNOVATIVE CITY FORUM

PROGRAMプログラム

Art and Science Session

Pandemic と感性の拡張:Real と Virtual の融合がもたらす世界

コロナ禍において日常化したオンラインでのコミュニケーションは、ヴァーチャルとリアルを融合させることで、私たちの世界観を変容させつつあります。このような状況において、現実空間にはより人間の感性に訴える場が求められているのかもしれません。本セッションでは「人間の感性と不可視の現実をつないできたアート」を手掛かりにしながら、人と人、人と情報、交流と断絶、個と集団の壮大なせめぎ合いの場である都市の新たな可能性を問います。

【分科会について】

コロナ禍をきっかけに変容したコミュニケーションの変化に着目し、私たちがどのように世界を認識し(わかる:認識)、他者とどのように理解し合い(わかりあう:共感)、そして他者と協働する(うみだす:協働)とは何かを様々な観点から検証します。そして、多様化するコミュニケーションにより拡張する私たちの感性を通して、ヴァーチャル空間の侵入が加速する都市の新たな可能性を考えます。

11/16 Mon.
分科会
アフターセッション(有料)
Art and Science 分科会【A1】 「わかる」ことの新たな可能性 ~わかる:認識~

私たちは五感をはじめとした身体の感覚器官から得られた情報を、言語によって規定することで世界像を認識してきた。しかし、そこで形づくられる世界像が全てなのだろうか?文化の視点、生物の視点など、幾つかの新しい視点から「わかる」ことの意味や方法を検討し、その向こう側にある新たな可能性を考える。

登壇者

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11/17 Tue.
分科会
アフターセッション(有料)
Art and Science 分科会【A2】 多理解世界を生きる ~わかる:認識~

近年の科学技術の目覚ましい発展は、我々の周囲にこれまで見えていた現実を越えて広がる未知の現実があることを気づかせてくれる。パンデミックもそうした新しい視点の一つにすぎない。そこで多様な視点から見る世界像を紹介し、そこから生じる新しい理解(わかり方)とその意味について焦点を当てる。

登壇者

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11/19 Thu.
分科会
アフターセッション(有料)
Art and Science 分科会【A3】 人間と非人間の共生(Symbionts)~わかりあう:共感~

コミュニケーションの方法は言語だけではない。身振りや手ぶり、色彩や形、聴覚、雰囲気(ムード)、心や直感までさまざまな方法がある。コミュニケーションについての新しい方法は、人間のみならず、動植物やウイルス、ロボットやAI、など非人間(他者)との情報交換と理解の可能性を問い掛ける。それはまた世界における人間の立ち位置を表すことにもなるだろう。多様化する他者との関係はどんな「共感」を生むのか?

登壇者

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11/23 Mon.
分科会
アフターセッション(有料)
Art and Science 分科会【A4】 テクノロジーと人間の関係 ~わかりあう:共感~

人工知能(AI)の登場により、人間の道具であったはずの科学技術は、私たち人間を越えた新たな他者になる可能性を持ち始めた。いま、近代以降に築いてきた身体と精神といった二元論的世界観を見直し、パンデミックの生み出した新たな環境の中で認識、意識、理解と共感に焦点を当て、多様な他者と共生するための「分かり合う場」とは何かを考える。

登壇者

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11/24 Tue.
分科会
アフターセッション(有料)
Art and Science 分科会【A5】 都市と建築の未来 ~うみだす:協働~

都市、そして建築は、これまで人間の共生、協働を前提に空間を創り出してきた。しかしパンデミックのもたらした困難は、そうした前提に疑義を投げかけ、ヴァーチャルとリアルの新たな関係、他者と協働することの新たな意味を問いなおす。グローバルな視点に立って人間の生きる空間の未来とライフスタイルを考える。

登壇者

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11/25 Wed.
分科会
アフターセッション(有料)
Art and Science 分科会【A6】 ライフスタイルの未来 ~うみだす:協働~

パンデミックを契機に、私たちの生活空間に施されたソーシャルディスタンス(社会的距離)は、これまで人々の交流や相互理解を基盤にして生み出された創造活動に大きな衝撃を与えた。ヴァーチャルの導入は、何をもたらしたのか。パンデミックによって、何が変わったのか、何が変わらないのか。今あえて、現実空間に求められるものを考える。

登壇者

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Brainstorming Session

DX とニューノーマルがもたらす人間の行動変容 ~私たち人間はどう進化できるか~

コロナ禍によって人々の活動がオンライン化し、世界中でデジタル化が一気に普及しました。私たち人間がテクノロジーに合わせて進化しなければならない一方で、技術の進化のスピードに人間の意識、感性が追いついていないのが現状ではないでしょうか。本セッションでは、DX × New Normal時代に、私たち人間がどう進化するべきなのかをブレストします。

11/18 Wed.
分科会
アフターセッション(有料)
Brainstorming Session 分科会【B1】対話の変容 ~リモートワークで信頼関係を構築するためのコミュニケーションを考える~

これまで、会社が指定するオフィスに出勤し、会社の命に従って転勤することが当たり前だった働き方が、コロナ禍を契機に大きく見直されています。特にリモートワークは、これまで一部の人に限定されていたものが一気に普及しました。直接会わずにやり取りすることが常態化する中、バーチャルの世界で信頼関係を築いていかなければならないときに、コミュニケーションはどうあるべきなのかを議論します。

登壇者

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11/20 Fri.
分科会
アフターセッション(有料)
Brainstorming Session 分科会【B2】価値観の変容 ~GDPに代わる新たな豊かさのモノサシを考える~

国内総生産(Gross Domestic Product:GDP)はその国の経済規模や豊かさを測るときに、私たちが最もよく耳にする指標です。しかしGDPは環境の悪化や資源の枯渇、富の分配や持続可能性などを考慮しておらず、人々の生活の豊かさを測るのに適していない、と以前から指摘されています。これまで物質的欲求を追求してきた私たちの価値観が、パンデミックを経験したことで大きく変わる中、今後私たちは何を指標とするべきなのかを議論します。

登壇者

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11/26 Thu.
分科会
アフターセッション(有料)
Brainstorming Session 分科会【B3】データ活用の変容 ~個人データ活用の新しい基軸を考える~

これまで個人データは「石油」と同等の資源として注目され、GAFAなどのプラットフォームを始めとする企業のマーケティング活動という経済軸で使われてきました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大は、人々の命を守るため、社会のために個人データをどう使うのか、という問いを突き付けています。台湾のマスクマップの事例は、政府と国民の相互信頼に基づくデータ提供、活用を通じて迅速に人々の命を守ることができることを知らしめました。今後の個人データ活用はどうあるべきか、その新しい基軸について考えます。

登壇者

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