INNOVATIVE CITY FORUM

Beyond Transition - 今、起こりつつある未来 -

11.24 (Thu) 開催

  • 竹中平蔵
  • 市川宏雄
  • 南條史生
  • 伊藤穰一

ICF 2022 プレセッション
「我々はどこから来て、今どこにいるのか?」

11.7 (Mon) 開催

エマニュエル・トッド
(歴史人口学者)

×

南條 史生
(森美術館特別顧問)

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

History of ICF - 過去9年の歩み -

2013

都市とライフスタイルの未来について議論を開始

都市の未来をグローバルアジェンダとして捉え、多様なマルチステークホルダーと共に考え、シェアする場としてICFを位置づけ、多様な事例と可能性が紹介、議論されて多大な成果を残した。東京が文化と創造産業の新たなアイデアとネットワークのハブとなる可能性を内外に示すと共に、更にクリエイティビティを高める場として、継続して議論していくことにコミットした。

KEYNOTES ※肩書きは登壇当時

妹島和世
建築家
ネリ・オックスマン
MITメディアラボ メディアアート・サイエンス学部准教授
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2014

テクノロジー×アート・デザインの議論を加速

都市への人口集中が加速する中、高齢化や環境負荷など様々な課題に対し、自らの意思でデザインすることを提起し、テクノロジーとアート・デザインの融合、クリエイティビティによる課題解決の可能性を広く議論した。

KEYNOTES ※肩書きは登壇当時

伊藤穰一
MITメディアラボ所長
アピナン・ポーサヤーナン
タイ王国文化省事務次官
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2015

都市開発におけるクリエイティビティを議論

オリンピック後の東京についてフォーカスし、都市デザインの重要性を議論するとともに、最新テクノロジーの共有の中から、都市と人間、生物の相互関係など、幅広く、且つ深化した議論が行われた。

KEYNOTES ※肩書きは登壇当時

ニコラス・ネグロポンテ
MITメディアラボ教授&共同創設者/ワン・ラップトップ・パー・チャイルド(OLPC)創設者
オロン・カッツ
西オーストラリア大学、SymbioticAディレクター
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2016

様々な契機となるであろう2020年を見据えた議論

20年後の都市とライフスタイルを議論するICFであるが、東京オリンピック2020開催予定をはじめとして、4年後に迎える2020年が一つの区切りとなるであろうこととを視野に入れて議論を展開。

KEYNOTES ※肩書きは登壇当時

トーマス・ヘザウィック
ヘザウィックスタジオ創設者、デザインディレクター
ゲルフリート・ストッカー
アルスエレクトロニカ総合芸術監督
ブレイス・アグエラ・ヤルカス
グーグル プリンシプル・サイエンティスト
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2017

経済、産業、社会生活を視野に入れた議論を展開

これまでICFで議論してきた、科学・技術、アート・デザイン、都市開発の視点に、さらに経済・産業分野の視点を加え、社会生活までを含む統括的な議論を展開。

KEYNOTES ※肩書きは登壇当時

原研哉
日本デザインセンター代表取締役社長 / 武蔵野美術大学教授
ダニエル・ウッド
社会発展研究者
フランソワ・ロッシュ
建築家・s/he _ New-Territories私設秘書
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2018

環境などの社会課題を起点として未来を考える

地球温暖化などによって引き起こされる災害が目立つ社会背景を踏まえて、社会課題を起点として、私達の向かう未来について考える。

KEYNOTES ※肩書きは登壇当時

ティモシー・モートン
米国・ヒューストン、ライス大学教授
ダーン・ローズガールデ
アーティスト / イノヴェーター
キャシー・ジェトニル=キジナー
詩人、ディレクター
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2019

都市、地球、人間へと立ち戻るテーマを掲げる

第四次産業革命を迎えて、我々は何を目標とするべきなのか?そしてその判断の向こう側にはどのような社会があるのだろうか?
「いま、私たちはもう一度見つめよう。地球を、都市を、人間を。」とのメッセージを軸に議論を展開。

KEYNOTES ※肩書きは登壇当時

ヨルゲン・ランダース
BIノルウェービジネススクール 法律ガバナンス学部 気候戦略 名誉教授
豊田啓介
建築家 / ノイズ パートナー / グルーオン パートナー
南條史生
森美術館館長
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2020

ポストコロナの都市の在り方やライフスタイルを議論

新型コロナウイルス感染症のパンデミックを受けて、「ポストコロナの時代の都市の在り方やライフスタイルは、どのように変わるのか、変わらないのか、変えるべきなのか、変えてはならいのか」について、都市、社会、または文化や芸術といった多様な観点から議論を展開。

KEYNOTES ※肩書きは登壇当時

マルクス・ガブリエル
ボン大学教授 / 哲学者
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2021

パンデミックによる価値観の変容、社会の再構築について幅広く議論

ウィズコロナの2021年は、現実を見据えつつ創造性を持って将来を論じ、新たな選択肢、生き方を模索することを目指し、「働く・学ぶ・信用・都市・経済・観光」6つの視点で議論を展開。

KEYNOTES ※肩書きは登壇当時

エマニュエル・トッド
歴史人口学者
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INNOVATIVE CITY FORUM 2022

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Theme

Beyond Transition ー今、起こりつつある未来ー

COVID-19のパンデミックにより、我々の価値観やライフスタイルが大きく変容しました。そして、地球環境問題は待ったなしの状態にあり、サスティナブルな社会に向けてのライフスタイルが問われています。
また、ロシアのウクライナ侵攻等急激に変化する世界情勢は、各国の安全保障体制や経済に大きな影響を与え、都市のあり方や役割へも影響が及んでいます。
一方で、Web3、メタバースやNFT等の新しいテクノロジーにより、リアルとバーチャルの空間の役割も変わりつつあります。これらの一連の現象は、大きなTransition(過渡期・体制移行)と捉えることができます。
2022年のICFは10年間の集大成として、このTransitionを超えた先に拡がる未来における都市とライフスタイルについて、プログラムコミッティの4名で議論をします。

Program

11/7(月)

  • 19:00〜20:15
    ICF2022 プレセッション
    我々はどこから来て、今どこにいるのか?

    世界的な人口歴史学者のエマニュエル・トッド氏をお迎えし、南條史生氏との対談を通じて、「現在の世界的危機」と「我々の生きづらさ」の要因を人類学の視点から深堀りし、未来への示唆を得ます。
    登壇者
    エマニュエル・トッド 歴史人口学者
    南條 史生 森美術館特別顧問

11/24(木)

  • 14:00〜16:45
    プログラムコミッティセッション

    10年目を迎えるICF2022は、これまでのICFの集大成として過去の議論を振返りつつ、これから先に拡がる未来の都市とライフスタイルについて、プログラムコミッティの4名で議論をします。

  • 17:00〜18:00
    ネットワーキング

    セッションでの議論を深める場として、ネットワーキングを予定しています。過去のICF登壇者をはじめ、学識経験者や専門家、関係者が参加予定です。
    ※COVID-19の感染状況等により、ネットワーキングは中止になる可能性がございます。ご了承ください。

Overview

会 期 :

2022年11月7日(月)・11月24日(木)
※11月7日はプレセッション

会 場 :

六本木アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)

主 催 :

森記念財団都市戦略研究所、森美術館、アカデミーヒルズ

※11月24日(木)のセッションおよびネットワーキングは、招待制になります。
セッションの模様は後日アーカイブをwebサイトで公開いたします。

竹中平蔵Heizo Takenaka

慶應義塾大学名誉教授 / 森記念財団都市戦略研究所所長 / アカデミーヒルズ理事長 / 元国務大臣 / 世界経済フォーラム(ダボス会議)理事

ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを経て、2001年小泉内閣で経済財政政策担当大臣を皮切りに、金融担当大臣、郵政民営化担当大臣兼務、総務大臣を歴任。博士(経済学)。

著書は、『経済古典は役に立つ』(光文社)、『竹中式マトリクス勉強法』(幻冬舎)、『構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌』(日本経済新聞社)、『研究開発と設備投資の経済学』(サントリー学芸賞受賞、東洋経済新報社)など多数。

市川宏雄Hiroo Ichikawa

明治大学名誉教授 / 帝京大学特任教授 / 森記念財団理事

市川宏雄は、森記念財団都市戦略研究所業務理事、大都市政策研究機構理事長、日本危機管理士機構理事長等の要職を務め、海外ではSteering Board Member of Future of Urban Development and Services Committee, World Economic Forum(ダボス会議)などで活躍。都市政策、都市の国際競争力、危機管理、テレワークなどを専門とし、東京や大都市圏に関してさまざまな著作を発表してきた。著書に『新・東京進化論』(共著、幻冬舎、2019年)『都市のエクリチュール』(単著、千倉書房、2018年)、『創発する都市 東京』(編著、都市出版、2017年)、『東京一極集中が日本を救う』(単著、ディスカヴァー携書、2015年)、『東京2025 ポスト五輪の都市戦略』(共著、東洋経済新報社、2015年)、『日本大災害の教訓』(共著、東洋経済、2011年)、『日本の未来をつくる』(共著、文藝春秋、2009年)などがある。これまで政府や東京都はじめ、数多くの公的機関・民間団体の活動に会長や政策委員として携わってきた。現在、日本テレワーク学会ならびに日本危機管理防災学会の会長。早稲田大学理工学部建築学科、同大学院博士課程を経て、ウォータールー大学大学院博士課程修了(都市地域計画、Ph.D.)。1947年、東京生まれ。一級建築士。

南條史生Fumio Nanjo

森美術館特別顧問

慶應義塾大学経済学部(1972年)、および文学部哲学科美学美術史学専攻(1977年)卒業。国際交流基金(1978~1986年)等を経て、2002年より森美術館副館長、2006年11月から2019年まで館長をつとめる。2020年1月より特別顧問。過去に、ヴェニス・ビエンナーレ日本館(1997年)および台北ビエンナーレ(1998年)のコミッショナー、ターナー・プライズ審査委員(ロンドン、1998年)、横浜トリエンナーレ(2001年)、シンガポール・ビエンナーレ(2006年/2008年)アーティスィック・ディレクター、茨城県北芸術祭(2016年)総合ディレクター、ホノルル・ビエンナーレ(2017年)キュラトリアル・ディレクター、北九州未来創造芸術祭-ART for SDGs-(2021年)ディレクター等を歴任。森美術館にて自ら企画者として携わった近年の企画展に、「医学と芸術展:生命(いのち)と愛の未来を探る―ダ・ヴィンチ、応挙、デミアン・ハースト」(2009~10年)、「メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン」(2011~12年)、「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」(2016~17年)、「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」(2018年)、「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命―人は明日どう生きるのか」(2019~20年)等。著書に「疾走するアジア―現代美術の今を見る」(美術年鑑社、2010年)、「アートを生きる」(角川書店、2012年)等がある。

伊藤穰一Joi Ito

株式会社デジタルガレージ 取締役 共同創業者 チーフアーキテクト / 千葉工業大学変革センター センター長

デジタルアーキテクト、ベンチャーキャピタリスト、起業家、作家、学者として主に社会とテクノロジーの変革に取り組む。民主主義とガバナンス、気候変動、学問と科学のシステムの再設計など様々な課題解決に向けて活動中。2011年~2019年、米マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの所長を務め、デジタル通貨イニシアチブ(DCI)の設立を主導。クリエイティブコモンズの取締役会長兼最高経営責任者を務め、ニューヨーク・タイムズ、ソニー、Mozilla財団、The Open Source Initiative、ICANN、電子プライバシー情報センター(EPIC)などの取締役を歴任。テクノロジー、哲学、建築など幅広い視点からWeb3と社会の関わりについて発信するポッドキャスト「JOI ITO 変革への道」を放映するほか、Web3の変革コミュニティで様々な実験に取り組んでいる。今年6月「テクノロジーが予測する未来 web3、メタバース、NFTで世界はこうなる」を出版。

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