- 開会セッション
- 10:00-12:00会場:タワーホール
- 主催者挨拶「シティブレーンストーミング」(10:00-10:30)
- 竹中平蔵(慶應義塾大学教授/森記念財団都市戦略研究所所長/アカデミーヒルズ理事長)
- 基調講演1「東京の未来」(10:30-11:00)
- 猪瀬直樹(東京都知事) ※猪瀬直樹 東京都知事は都合により欠席となりました。
- 基調講演2「環境と建築と生活」(11:00-11:30)
- 妹島和世(建築家)
- 基調講演3「Towards a Material Ecology」(11:30-12:00)
- ネリ・オックスマン(MITメディアラボ メディアアート・サイエンス学部准教授)
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- 先端技術セッション
- 13:00-15:00会場:タワーホール
- 「先端技術と未来の社会」
- エリザベス・ディラー(ディラー・スコフィディオ+レンフロ創設者)
フィオレンツォ・オメネット(タフツ大学 生物医用工学学部教授)
セバスチャン・スン(MIT 脳認知科学学部教授、MITメディアラボ工学神経科学教授)
伊藤穰一(MITメディアラボ所長)
- 私たちは、変化の度合いが指数関数的に速まりつつある環境を生きています。既存の仕組みが崩れてしまうことが例外ではない今、私たちが直面している、あるいは今後直面するであろう課題に対峙するには、従来の枠組みに捕われない「創造的な思考」が重要となります。
本セッションでは、デザイナーの物事の実用性に着目し解決法を編み出す視点と、アーティストや科学者の自然や数学からインスピレーションを受け美しさの体現を追い求める視点とを融合させながら、未来を作りだすパワフルな創造性とその思考法について考えます。
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- 先端技術セッション ワークショップA
- 16:00-18:00会場:オーディトリアム
- 「自然と出会うテクノロジー」
- ネリ・オックスマン(MITメディアラボ メディアアート・サイエンス学部准教授)
フィオレンツォ・オメネット(タフツ大学 生物医用工学学部教授)
- ネリ・オックスマンの最新研究成果は、コンピュータで算出された立体と6500匹の蚕とのコラボレーションから生まれた建築作品「The SilkPavilion」です。この作品を見ると、彼女が芸術家でありデザイナーでもありますが、同時に科学者やエンジニアとしての要件も容易に満たしていることがわかります。
一方、フィオレンツォ・オメネットは、伝統的な素材である絹から、耐久性が高く医療にも利用できる新素材を生み出した注目の研究者であり、二人に共通しているのは、活動領域が極めて多種多様なことです。自然科学とテクノロジー、アートとサイエンス。一見、遠いようにみえる領域を自由自在に横断し、新たな価値を創造する。そんな二人のアプローチを、事例を紹介しながら、参加者とインタラクティブに読み解きます。
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- 先端技術セッション ワークショップB
- 16:00-18:00会場:スカイスタジオ
- 「脳科学とゲーミフィケーション」
- 伊藤穰一(MITメディアラボ所長)
セバスチャン・スン(MIT脳認知科学学部教授、MITメディアラボ工学神経科学教授)
- セバスチャン・スンは脳科学者であり、神経回路(コネクトーム)の解析における第一人者です。人間の脳には1000億個のニューロンとその1万倍の接合があり、現在の科学技術をもってしてもその分析は不可能に近いそうです。セバスチャンはその不可能に挑み続けると同時に、ゲーミフィケーションの要素を取り入れ、子供たちも神経回路マップを描くプロセスに参加できるプラットフォームを構築しています。最新の脳科学やゲーミフィケーションの可能性について、セバスチャンと伊藤が対談形式で紹介します。
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- 都市戦略セッション
- 16:00-18:00会場:タワーホール
- 「都心の創造戦略」
~都心を強くする・都市の活力の鍵を握る都心~
- チェ・サンチョル(ソウル国立大学大学院環境研究科 名誉教授)
リュー・タイ・カー(RSP Architects Planners & Engineers (Pte) Ltd 取締役/都市センター諮問委員会委員長)
辻慎吾(森ビル株式会社 代表取締役社長)
市川宏雄(明治大学専門職大学院長/森記念財団理事)
- 都市の肥大に伴い、未来の都心をどのように形成していくかが世界の巨大都市で焦点となっています。官・民・学のそれぞれの視点からみた未来の都市の活力となる鍵は何か?
都心の活力向上を担ってきたアジアトップ都市での第一人者を招き、都心が担う役割とそれを実行している民の取り組みより、都心を強くする・都市の活力の鍵を握る都心のキーポイントを探ります。
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- 文化・クリエイティブセッション1
- 10:00-12:00会場:タワーホール
- 「美と生活をデザインする街」
- マリ・エルカ・パンゲストゥ (インドネシア共和国観光クリエイティブエコノミー省大臣)
リー・イエン・リャン (忠泰建築文化芸術基金会 ディレクター、忠泰グループ ディレクター)
ビクター・ロー・チャン・ウィン (香港デザインセンター会長)
増田宗昭(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 代表取締役社長 兼 CEO)
南條史生(森美術館館長)
- これからの街づくりが文化をどのように取り入れ、あるいは文化と共に発展するべきなのか。こうした問いに、それぞれの方法論で応えてきた人々が、みずから実践してきた具体的な事例を報告し、その戦略と未来のヴィジョンを語ります。
※マリ・エルカ・パンゲストゥ 様は都合により欠席となりました。
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- Urban Land Instituteセッション1
- 10:00-12:00会場:オーディトリアム
- オリンピック開催と都市開発
-
青山 佾(明治大学公共政策大学院教授)
ビル・キスラー(キスラー・アンド・カンバニー マネージング・パートナー)
アダム・G・ウィリアムズ(AECOM(エーイーコム) 企画開発(場所/建物)担当プラクティス・リーダー)
- オリンピックのように大規模な世界的イベントの開催は多くの場合、都市化計画の促進と街の近代化を推進するための、積極的かつ画期的な手段として用いられます。2016年リオデジャネイロオリンピック及び、オリンピック後のレガシーパークマスタープランのデザイン/開発を担当し、ロンドンオリンピックに向けたロンドン市開発計画においても重要な役を担ったAECOMのアダム・G・ウィリアムズ氏と、ULIにて欧州・中東・アフリカ地域プレジデントを務めたビル・キスラー氏、明治大学公共政策大学院の青山佾教授をパネリストにお迎えし、当時のロンドンの取り組みを紹介し、2016年の開催地として確定しているリオにおける取り組みとも比較しながら、東京のオリンピック計画とそこから派生する都市計画に向けた取り組みを検証します。
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- 文化・クリエイティブセッション2
- 13:00-15:00会場:タワーホール
- 「革新が描く未来の美学」
-
フランソワ・バンコン(日産自動車株式会社 商品企画本部 事業本部長)
ティム・ブラウン(IDEO 社長兼CEO)
原研哉(デザイナー)
名和晃平(彫刻家)
南條史生(森美術館館長)
- あらゆる側面で革新が進行する現在、我々人間の未来社会にどのような美学とライフスタイルが登場するのか、技術と創造の現場にいる人たちが、その予測と夢を話し合います。
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- Urban Land Instituteセッション2
- 13:00-15:00会場:オーディトリアム
- ワークスタイル変革と街作りへのICTインフラ活用
-
鈴木和洋(シスコシステムズ合同会社 専務執行役員 エンタープライズ事業) ほか
- シスコは、会社のビジョンでもある「Changing the way we work,live,play,and learn」を実現するため、次世代の「ワークスタイル」と「働く場」の実践を進めています。
また、今後10年で人、モノ、データ、プロセスなど世界中のありとあらゆるものがインターネットにつながり、新たなインターネットの利活用と大きなビジネスの機会が創出されるThe Internet of Everything(IoE)の時代の到来を見据え、新たな都市、建物へのICTインフラ活用や、ショッピングセンターやスタジアム等の生活や遊びの場への新たな価値を創造するICTインフラ利用の提案、プロジェクト推進を進めています。
本セッションでは、これからの「働く場所の未来(ワークスタイル変革)」を自らどう実践し、どう変わっていくのかを事例を踏まえてご紹介します。合わせて、
ショッピングセンターやスタジアム等の生活や遊びの場での変革をご紹介致します。
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- 都市ランキングセッション
- 16:00-18:00会場:タワーホール
- Global Power City Index 2013 「新しい都市の価値を語る」
- 藤森義明(株式会社LIXIL 代表取締役社長 兼 CEO)
マーク・ノーボン(日本GE株式会社 代表取締役社長 兼 CEO/GE本社 バイス・プレジデント)
サスキア・サッセン(コロンビア大学社会学部教授/ロンドン・スクールオブエコノミックス客員教授)
カレン・タン(ベター香港財団 エグゼクティブディレクター)
市川宏雄(明治大学専門職大学院長)
- 世界の都市総合力競争力ランキング(GPCI 2013)は70以上の新たな指標によって世界の都市のランキングを示しています。20年後の都市においては効率性に加えて正確・迅速な都市運営、清潔さ、安全・安心等、人々の感性に訴える“感覚的な指標”が、重要となってくると思われます。こうしたソフトパワーは今後、都市の競争力の重要なファクターとなるでしょう。
本セッションでは、「未来の巨大都市では何が新たな都市の価値となるか?」について、各登壇者にそのヴィジョンを語っていただきます。
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- 文化・クリエイティブセッション3
- 16:00-18:00会場:オーディトリアム
- 「アートはどこにでもやってくる」
- ファン・シェン-ユエン (建築家)
葛西秀樹(株式会社大林組 プロポーザル部)
山出淳也(NPO法人 BEPPU PROJECT 代表理事/アーティスト)
南條史生(森美術館館長)
- 文化・芸術によっていかに都市を創造的で刺激的な場にしていくか、という実践の現場にいるアジアの仕掛け人たちがその実例を語り、文化が街づくりにいかなる意味をもたらすかについてヴィジョンを語ります。
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- 朝日新聞GLOBEセッション
- 19:00-21:00会場:タワーホール
- 「TOKYOから見える未来」
- 蜷川実花(写真家・映画監督)
マイク・モラスキー(早稲田大学国際学術院教授)
古賀義章(講談社 国際事業局 担当部長(インドプロジェクト・ディレクター)/元「クーリエ・ジャポン」編集長)
三浦俊章(朝日新聞GLOBE 編集長)
- オリンピック招致をめぐり、世界から脚光を浴びた「TOKYO」。この大都市にはまだ日本人が気づいていない魅力がたくさんあります。
世界が注目する東京ブランドの価値とは何なのか。
新たなビジネスの可能性、世界を先取りする技術・文化・社会のヒントを、写真家・映画監督の蜷川実花氏、居酒屋文化論で知られる早稲田大学国際学術院大学教授のマイク・モラスキー氏、インド版「巨人の星」を製作した講談社インドプロジェクトディレクターの古賀義章氏らとともに提案していきます。テレビ朝日「報道ステーション」前コメンテーター、三浦俊章GLOBE編集長がモデレーターをつとめます。
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- 森美術館セッション1&2
- 10:00-11:30会場:タワーホール
- 「アートの歴史は未来を語る」
- マニュエル・ホセ・ボルハ=ヴィレル(レイナ・ソフィア国立美術館館長)
デヴィッド・エリオット(初代森美術館館長)
高階秀爾(大原美術館館長)
片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター)
- 世界の政治や経済、社会、あるいはテクノロジーが大きく変化している今日、アートはわれわれの生活にどんなヒントを与えてくれるのでしょうか?人間をとりまく環境はこれまでも大きく変化をしてきましたが、その時々でアーティストは変化とどのように関わってきたのでしょうか?本セッションでは、アートの歴史を再訪することから未来を考えます。
- 11:30-13:00会場:タワーホール
- 「今アジアで起こっていること」
- ジョン・ヒョン・ミン(韓国国立現代美術館ディレクター)
ラース・ニッティヴェ(M+美術館エグゼクティブディレクター)
ユージン・タン(シンガポール国立美術館館長/シンガポール経済開発庁プログラム・ディレクター)
南條史生(森美術館館長)
- アジアでは、今各地で多数の美術館が登場しています。こうした美術館設立ブームの現状をその当事者が報告し、そこから見えるアジア独自の美術館の姿と、その発展の可能性を探ります。アジアにおけるアートはこれからどこに向い、新しいライフスタイルとどのような関係を結ぶのでしょうか。
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- 森美術館セッション3 + クロージングセッション
- 14:00-15:30会場:タワーホール
- 「創造的都市と生活の未来」
- 黒川 清(政策研究大学院大学アカデミックフェロー)
グレン・ラウリィ(ニューヨーク近代美術館館長)
ニコラス・セロータ(テート館長)
伊藤穰一(MITメディアラボ所長)
南條史生(森美術館館長)
- 美術館が、都市や地域の発展に与える影響は多大であることが知られています。さらに美術館が象徴する創造産業は、社会の文化、生活、思想などの多くの側面に革新的な影響を与えています。ジャンルの異なる専門家が、美術館と創造産業が未来のライフスタイルに与える新たな可能性について、多角的な視点から議論を交わします。
- 15:30-16:30会場:タワーホール
- クロージングセッション
- 竹中平蔵(慶應義塾大学教授/森記念財団都市戦略研究所所長/アカデミーヒルズ理事長)
市川宏雄(明治大学専門職大学院長/森記念財団理事)
南條史生(森美術館館長)
伊藤穰一(MITメディアラボ所長)
- 三日間にわたって開催された都市、創造性、イノヴェーションに関わるフォーラムを、それぞれのジャンルの専門家が総括し、将来の方向性を提示します。